やまとうの畑人ブログ

  

やぶきた深蒸し茶の山東茶業組合です。

先日までの寒さから一転、暖かい日差しが戻ってきました。

春の化粧整枝も後少しです。

整枝を行なっていると、機械の旋回場所のカチコチの地面からど根性タンポポを発見。



普段よく見かけるタンポポは、ある程度茎が長く、そこから花が咲いている物ですが、このタンポポは茎の部分が無く地面から直接咲いていると言った感じです。

地面が硬過ぎる為、力付くで咲いたと言った所でしょうか。

茶畑から見える風景も春らしくなり、近くのゲートボール場には立派に梅の花が咲きました。


機械の足元にも小さな花が咲き、一番茶が近づいたなと感じます。

  

最近になって日中ぽかぽかとあたたかい日になってきて、春が来たんだなと感じられるようになってきました。

梅の花が満開になり今が見頃でしょうか

たんぽぽが咲き始めました

ふきのとうが顔を出して来ました


ふきのとうは蕾の状態で採取され、そのまま天ぷらにして抹茶塩でいただきます。
新鮮なものはほろ苦い味と、特有の香りが好まれています。


この時期にしか食べられないので田舎ならではの贅沢です  

一番茶前の化粧ならしを始めました。



この時期の茶園は冬の強い風を受け、古葉が摘採面から飛び出しています。



この古葉を刈り落として一番茶の摘採面を綺麗にし生葉品質を向上さるために行います。


３月に入ると当組合では化粧ならしの検査があります。
検査で注意を受けたくないですし、良質な製品をつくるためにも丁寧な作業を心掛けています。
  

改植作業
今回は友人から頼まれ作業を行いました。
30アール(3000㎡)の急な畑を二段にして傾斜をゆるやかにしていきます❗



なかなか面積が広いので大変です❗
二段にするため、土台を下から作り上げていきます‼️



なんとか形ができました❗
あとは暗渠排水を行い耕耘作業になります。


完了です。


  

やぶきた深蒸し茶の山東茶業組合です。

一番茶前、２回目の肥料の散布が終わりました。



使い終わった機械は肥料がこびり付いていてサビの原因になるので丁寧に水洗いをしてからスプレーオイル等で金属部分を保護しておきます。


運搬に使用したダンプも肥料のほこりだらけだったので、一緒に水洗いしました。


どちらも年間通して使用する物ですので、些細な事ですが大切に使いたいと思います。  

今年も一年で一番嫌いな季節が来てしまいました。



花粉が少しずつ飛び始めて症状が出てしまっています。
飛散量は例年より少ないみたいですが、それでもやっぱりツラいです。


目や鼻が痒いと我慢できずに擦ってしまいますが、コロナ禍の今年は手に付いたウイルスが目や鼻の粘膜に触れて感染する恐れがあるので気をつけないといけないようです。





例年通りべにふうき緑茶と薬をのんで、これからの２ヶ月間を耐えたいと思います。  

トーフ(コンクリートブロック)
私達の間では、
45cm×90cm×60cmのコンクリートブロックが、とうふに似ているので(通称)トーフと呼んでいます。
このトーフは重量が500kg位あるので、畑の周りの土止めなどに使っています。



畑の周りにトーフを置くことで土が崩れないのと乗用型の重い機械でも安心して作業ができるようになります。





重機が必要ですが、簡単に施工できるので良く使っています。
  

やぶきた深蒸し茶の山東茶業組合です。

２月に入り、新芽も色が少し鮮やかになって来たような気がします。


一番茶に向けた肥料もはじまり、これからは一番茶前の化粧ならしが始まっていきます。

化粧ならしは、一番茶を摘採するにあたり、新芽以外の物が混入しない様に、摘採面を化粧する様に綺麗に整えることが目的です。

この時期になると、冬の強い風の影響で茶畑の表面に古い葉などが起き上がり、摘採するであろう高さより上に飛び出してしまっています。


この古い葉などを除去する事が、製品の品質向上にもつながって行きます。

地味な作業ですが、美味しいお茶を作るには大切な作業です。

まだまだ寒い日が続きますが、今年も最高の一番茶を迎える為に、丁寧な作業を心がけて行きます。