やまとうの畑人ブログ

  

やぶきた深蒸し茶の山東茶業組合です。

一番茶もこれから終盤戦へと進んで行きます。

山東では製造初日からここまで、安定して良質の荒茶が製造されています。

収穫も進み、お茶を摘採する機械を簡単に洗浄を行いました。



生葉を刈りとっていると、機械にも茶渋がだいぶ着いてきてしまいます。


すると、刈り取られた茶葉がスムーズに機械内に集葉されなくなり、作業効率が下がります。

これから１日あたりの予定収穫量も増えてくる為、効率良く作業出来るように、空いた時間でメンテナンスを行って行きたいと思います。
  

一番茶６日目になり１日に摘採する割り当て数量も増えてきました。

しかし、４月後半とは思えない寒い日が続き、芽が大きくなってこず畑が追いついてこない感じです。


ここ数年ナガチャコガネの被害が大きくて収量が減る大きな原因になっていましたが、防除の効果がでたのかそれとは別の要因でかわかりませんが今年は大分回復してきました。

来年は完全に戻ってくれればと願っています。




  

９日、１０日の朝が冷え込みましたが、大きな被害も無くホッとしています。



夜に防霜ファンが回っている音がしだすと、ウチの防霜ファンはちゃんと回っているだろうかと心配になりなかなか眠れません。


夜中や夜明け前に茶園を見て回って、ファンがちゃんと作動しているか点検したりします。





まだ油断できない日もあるかもしれませんが、しばらくは朝の冷え込みが弱まりそうなので順調に育ってほしいです。  

やぶきた深蒸し茶の山東茶業組合です。

桜も綺麗に咲き、新芽も徐々に膨らみ始め、一番茶までもう少しといったところです。


新たに植えた苗も、暖かさにつられて新芽が伸びてきました。


野山ではわらびや筍が顔を出し、いろいろな所で若葉が茂って来ています。

そうなってくると元気が出てくるのがカモシカです。

柔らかい若葉を食べに、いろいろな所に顔を出します。

先日は庭先にまで顔を出しました。


ザ田舎の風景ですが、こういった場面でも春を感じます。